【内祝い×のし】書き方やマナーをご紹介! ~特別な日を、私からあなたへ~

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【内祝い×のし】書き方やマナーをご紹介!

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花とのし袋

結婚や出産など人生において大きなイベントがあると外すことができないのが、内祝いです。そんな内祝いと切っても切り離せない関係にあるのが、のし。そんな内祝いとのしについて、どのような書き方をすればいいのか、そもそものしと内祝いとはどのようなものなのか、説明していきます。

1.内祝いとは?のしとは?

内祝いの品

結婚や出産をした際に、親戚や友人からお祝いをもらうと、そのお返しの意味を込めて内祝いを贈りますよね。ですが、実はこの内祝い、本来はお返しとは全く別の意味のお祝いなのです。

本来内祝いとは、めでたいお祝い事があった家がその出来事の幸せを近所や親戚に分けるために贈るもの。そのため、必ずしもお祝いをいただいた家に贈るものではなく、めでたく結婚しました、無事出産、入学できましたといったお披露目の意味を込めて、親しい家に贈るものでした。地域によっては、内祝いとして贈るものが決まっている場合もあったほど。ですが、最近では内祝い=お返しという意味で使われることがほとんどで、本来の意味の内祝いとして贈ることはめったにありません。

のしとは、漢字で熨斗と書きます。のしと聞くと、お祝いを贈る際につける紙自体のことだと思っている人も多いかもしれませんが、のしとは実は紙の右上についている飾りの中に入っている黄色の紙のこと。あの飾り自体はのし飾りと言い、のし飾りにも婚礼の際に使う飾りのしや両折りのし、片折りのしなど様々な種類があります。

のしとは、昔神様にお供え物をする際に、この物はけがれていないということを表すために、アワビも干したものを薄く削いだものを付けたことが始まりです。のしという言葉が引き伸ばすという意味にもなることから、一般的な贈答にものしを付けるのが慣習となり、そのアワビを昆布や紙で代用するようになり、のし飾りができました。

昔は、物を贈る際には品物とともに目録を送り、どのようなものが入っているのか、きちんとわかるようにしていました。最近ではその代わりとして、のし紙に表書きを書くように。親しい相手に贈る際には、のしなしにしてリボンなどで代用してもいいですが、親戚などに贈る際には、きちんとのし紙をつけましょう。

のしは、慶事のみに使うもので弔事では使いません。弔事は引き延ばしたくないものであるからです。また、魚介類や肉などの生ものを贈る際にもつけないのがマナー。生ものにアワビがもととなっているのしをつけると意味が重複するからです。

2.内のしと外のしの違い

のしを付ける際、内のしにしますか?外のしにしますか?と聞かれたこともあるのではないでしょうか。どのような条件でどのように使いこなすべきなのか、内のしと外のしについて考えてみましょう。

内のしとはのし紙で包んでから包装紙で包むことで、外のしとは包装紙で包んだ後にのし紙で包むことです。昔包装紙などなかったことには、お祝いの品物は風呂敷で包まれていました。風呂敷の場合、風呂敷の上からのし紙をつけるということはなく、品物にのしを付けた後に、風呂敷で包むのが当たり前。そのため、元々はほとんどの品物は内のしで人に贈っていたのです。

それぞれの使い分けについて

実は、内のしと外のし、お祝いの種類によって内のしと外のしを使い分けるというしきたりはありません。近頃は、宅配便で送る場合は内のし、直接手渡しで贈る際は外のしと、お祝いを送付する方法によって、どちらの方法にするのか変わります。宅配便で送る場合、外のしにしておくと運ばれている間にのし紙に傷がつく可能性があります。のし紙が破損することを避けるために、宅配便で送る際は内のしにするのです。

内祝い=おすそ分けという意味だった頃は、自分の家のお祝い事の幸せを親戚や知り合いの家におすそ分けするということで、あまり大胆に内祝いということを表さないために、内のしで内祝いを贈っていました。じぶんの家の幸せを分けることなので、控えめに内祝いを贈っていたようです。ですが、内祝い=お返しという意味になった今では、内祝いも外のしで贈ることがほとんど。出産祝いや結婚祝いなどお祝いの内容をはっきりと表していいものについては、昔から外のしで贈ることが多かったようです。

3.【内祝い】のしの種類

内祝いの品

のし紙にはどのようなものがあり、内祝いではどの種類ののし紙を使えばいいのかご存知ですか?まずはのし紙の種類を紹介します。慶事で使うのし紙は以下の3つ。

紅白蝶結び

紅白の水引で蝶結びがしてあるのし紙。蝶結びは何度も結びなおしができることから、何度繰り返してもめでたいお祝い事の際に、この紅白蝶結びが使われます。内祝いもこの紅白蝶結び。他にも、お歳暮やお中元など毎年繰り返してもよい贈り物の際にも、こののし紙が使われます。水引は紅白だけでなく、金赤の場合も。別名花結びとも言います。

結びきり(10本)

紅白の水引を5本ずつ使い蝶結びではなく、結びきりしてあるのが10本の結びきりのし紙。10本の場合は、特に結婚祝いの際に使われます。5本ずつの水引で10本となっているため、2人で1つという想いが込められているのし紙。

結びきり(5本)

5本の結びきりの場合は、何度もきてほしくないお祝い事のときに使われるのし紙。お見舞いや全快祝い、快気祝いなどで使われます。ですが病気の場合、引き延ばすという意味ののしがついていると、病気が引き延ばされるという意味にとる人も。そのため、のしなしにする場合もあります。

4.【内祝い】のしの書き方

内祝いと言っても様々なお祝いの内祝いがありますよね。それぞれのお祝いによって、のし紙への書き方が異なります。ここでは結婚祝い、出産祝い、入学祝いの内祝いの際の、のし紙の書き方を紹介します。

結婚内祝いの場合

結婚内祝いの場合、使うのし紙の種類は10本の結びきりで紅白または金銀の水引があるもの。のし紙の上の部分には、寿または内祝と書き、下の部分には夫婦の名前を連名で書きます。

最近では、普段友達に呼ばれる際には、旧姓の方が親しまれているからといった理由で、旧姓で呼ばれることもあります。ですが、内祝いなどのきちんとした場では、旧姓は使わないようにしましょう。

内祝いをギフト店などで頼む場合は、のし紙の印刷もすべてお店が行ってくれます。そのため、手書きで書くことはほとんどありません。ですが、もしも自分で書く場合、濃い墨ではっきりと楷書を使って書きます。ボールペンや万年筆といったペンで書くのはNGです。上の文字を多少大きめに、下の名前などは上の文字よりも多少小さめに書くといいでしょう。

出産内祝いの場合

出産内祝いの場合は、紅白蝶結びののし紙を使います。上には内祝または出産内祝と書き、下には両親の名前なしで生まれた赤ちゃんの名前だけを書きます。苗字は書きません。読みやすい名前でも読みにくい名前でも、ふりがなは書いておきます。

出産内祝いの場合は、控えめな内のしが好まれる傾向にありますが、外のしでも問題はありません。また、個別にちょっとしたメッセージを付ける場合もありますが、その際にはお返しという言葉は使わないようにしましょう。これからも私たち家族をよろしくお願いいたしますなどといった言葉にするのがおすすめです。

最近では、出産内祝いの場合、可愛いのし紙のテンプレートがインターネット上には多くあります。可愛いイラストが背景に描いてあるもの、水引の部分が可愛くデザインされているものなど、出産の内祝いにはぴったりなものも多いです。ですが、そのようなイラスト入りの物は、カジュアルになりがち。そのため、親しい友人などに贈る際に使うようにしましょう。

入学内祝いの場合

入学内祝いの場合、蝶結びの水引を使います。小学、中学と何度あってもおめでたいお祝いだからです。上には入学内祝または内祝と書き、下には子どもの名前を書きます。小学生くらいまでは、下の名前だけにし、中学高校以降は苗字も入れたフルネームにすることが多いですが、きちんと決まっているわけではありません。

出産内祝いと同じく、子どもに関するお祝い事なので、イラストが描いてあるのし紙を使うと可愛くて、入学祝いの内祝いらしくなります。ですが。入学内祝いの場合も、イラスト入りののし紙を贈る相手は、親しい友人だけにしておきましょう。

入学内祝いを贈る場合は、両親からお礼を言うのはもちろんですが、子ども自身がお礼を言うとさらに喜ばれます。直接お礼を言うことが難しい場合には、本人からのメッセージなどを添えておくことをおすすめします。

5.まとめ

内祝いの際に使う、のしやのし紙について説明してきましたが、内祝いやのしは私たちが想像していたものとはかなり異なっていたかもしれません。正しいことを知らなくても困ることはありませんが、正しい知識は身に着けておいて損はありません。のしやのし紙の正しい使い方をしていきましょう。

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