【新築祝い】のし袋の書き方や水引の基本マナー ~特別な日を、私からあなたへ~

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【新築祝い】のし袋の書き方や水引の基本マナー

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家の積み木とお祝いののし袋

新築祝いとは知人が自宅を新築したり、最近ではマンションでも新築に引っ越した際に、贈るお祝いの気持ちの現金や贈り物です。会社や店舗が新築で建てた場合も新築祝いとされます。ここで気を付けたいのが、中古物件への引っ越しは「引っ越し祝い」、企業の移転は「移転祝い」と呼ばれます。ただ、このように呼ぶのは持ち家になる際であり、賃貸物件への引っ越しは「餞別」などと呼び、区別されています。若い人の中には新築祝いを贈ったことがない人も多いでしょう。また、親戚にはなんとなく贈ってきたけど、会社の上司に贈るのにのしはこれでいいの?という疑問を持っている人もいるではないでしょうか。今回は新築祝いを贈る際に、役立つ「のし」「水引」についてご紹介します。

1.新築祝いに付けるのし袋の書き方

のし袋と筆

引っ越し祝いなどお祝い事の際に、現金やプレゼントなどに添えられえる「のし(熨斗)」。縦長で六角形のお飾り物で、御祝いごとの時のみに使用します。昔、アワビや縁起物を贈り物へ添えていたことからきているようです。のしには紅白の「水引」と呼ばれる紙紐を付け、御祝などと書いて相手に渡します。現在は水引や、のしは簡略化され、印刷された「のし紙」が使われることもあります。

のしの種類

また、贈り物に使われるのしには「内のし」「外のし」の2種類あります。内のしは贈り物に付けた、のしの上から包装紙で包みます。渡す際には贈答品の目的である表書きが見えないようになっています。主に、内祝いに使われたり、宅配便で送る際の、のし紙が傷つくのを防ぐ役割もあります。外のしは渡してすぐ、表書きが見えるため、結婚・出産祝いなどによく使われます。

渡すタイミングは?

新築祝いは転居から1~2か月がベストのタイミングです。引っ越し直後はバタバタしていて、なかなか対応できないこともあります。引っ越しの片づけが落ち着いてから贈るのがいいでしょう。

のし袋の書き方

具体的にのしの表書きはどのように書くのでしょう。新築祝いの表書きは「御新築御祝」「御祝」と書きます。中古物件への「御引っ越し御祝」「御祝」「御転居御祝」「御新居御祝」とは書き分けます。結婚時の引っ越しには「寿」、賃貸への引っ越しや転勤などの場合は「御餞別」と書きます。どのような理由で引っ越し、新築や中古なのかで、表書きが変わることを注意しておきましょう。

下段には贈り主の名前を書きます。この際フルネームでも、名字のみでも決まりはありません。連名で贈る際にはいくつかルールがあります。3名以下なら、一番格上、もしくは年長者を真ん中にし、そこから左に順番に書いていきます。格差がない場合は50音順で書きます。4名以上の連名は代表者の名前を真ん中に書き、その後左に少し小さい字で「外一同」と書きます。所属や団体が同じの場合は「(団体名)一同」と左に少し小さめに書きましょう。どちらの場合も出資した人の名前を書いた紙を、のし袋の中に入れます。夫婦が連名で贈る場合は、真ん中に夫の名前をフルネームで書き、左に妻の名前を同じ大きさで書きます。

書く時は筆もしくは筆ペンを使います。ボールペンは基本的にマナー違反なので避けるようにしましょう。そして御祝いごとの際の墨は、濃い色のものを使うのがポイントです。弔事は薄い色の墨を使います。理由としては、濃い色の墨は喜びを表す意味を持っており、薄い墨は悲しみの涙によって滲んでしまっています、という意味が込められています。そのため、特に墨をすって表書きや名前を書く際は、墨の濃さに注意して下さい。書きだす前に違う紙に試し書きをすることをおすすめします。

のし袋の折り方

ご祝儀袋には折り方にも決まりがあり、裏側は下からの折り返しが上にくるようにします。これが逆になり、上からの折り返しが上になると、お悔やみの意味となってしましますので、注意が必要です。のし袋は特に閉じる決まりはないので、基本的に糊付けはしません。しかし、最近では簡単なシールがついて売っているものもありますので、軽く封をする程度ならシールを使ってもいいでしょう。

のし袋の中袋

のし袋に入れる際は、一般的に直接入れず、中包み(中袋)に入れてから渡します。中包みには渡す金額を縦書きで真ん中に書きます。金額は大字(だいじ)で書くのがマナーです。大字とは、旧漢字の漢数字で、一般的に使われている漢数字は略式ですので、正式なマナーを取り入れる方が望ましいでしょう。順に1=壱、2=弐、3=参、4=肆、5=伍(五でも可)、6=陸、7=七、8=八、9=玖、10=拾となります。4と9は縁起が悪いため、使うことはまずないでしょう。他にも、万=萬、円=圓を使います。最初に「金」を付け、3万円なら「金参萬圓」が一番正式な形となります。他にも「金三万円」「金参萬円」と書くこともできます。金額の最後には「也(なり)」を付けることもありますが、これはどちらでも構いません。

中包みの裏側には住所を左下によせて書きます。書き込む場所が印刷してある時は、そこを利用しましょう。のし袋と同様、筆か筆ペンを使いましょう。どうしてもない場合はサインペンを使ってもいいでしょう。しかし、万年筆や特にボールペンは控えた方がいいとされています。

また、最近では御祝儀袋用のゴム印も販売されているようです。会社名や、名前、住所、会社名を入れることも可能なので、毎回毛筆書きは面倒だという人や、字を書くのに自信がない人はゴム印を買っておくのもよいでしょう。中袋も糊付けする必要はありませんが、包む金額が多い場合は糊付けする場合は、中袋の裏面の閉じた境目のところに〆の字を書きます。

渡し方

渡す時は、袱紗(ふくさ)に包んで渡します。御祝いごとは右開きと決まっているため、新築・引っ越し祝いの、のし袋渡す場合は左開きの弔事用は使わないよう注意が必要です。また、お金を入れる際は新札を包み、向きはそろえなければいけません。お札の表は人物が描いておる方で、入れる時は人物の顔が上にくるように入れる必要があります。

2.水引

水引

水引とは贈り物ののし袋を包む紙紐で、基本的には奇数で結び方もいろいろ違いがあります。お祝い時には紅白の水引を蝶結びや結び切りなどが使われます。そもそも水引は飛鳥時代に中国王朝からの贈答品に紅白の麻ひもが結ばれていたころから、日本でも使われ始めました。水引という名前の由来は、こより状にした和紙を、水糊で引いて固めていることから来ています。

次に結び方の違い「蝶結び」「結び切り」についてみていきましょう。蝶結び(もしくは花結びと呼ばれます)は結び直しがきくことから「何度もあっても嬉しいこと・幸せなこと」という思いから、出産など御祝いごとに全般に使われます。注意したいことは、結婚に関しては何度もあってはいけないため、この蝶結びは向きません。

結び切りに関しては水引を堅結び(細結びとも呼ばれます)にして、一度結ぶとほどけないことから「二度とないように」の思いから、結婚・全快祝い・弔事の際に使われます。ただ御祝いごとに関しては赤白の水引で両端が上に向いているものを使います。弔事の際は白黒で、両端が下を向かせて結びます。新築祝いについては、一般的にこの蝶結びを使います。

また、水引の本数は一般的に5本が1組にまとめられて使います。慶事では他にも3本7本の水引も使われます。結婚関係については5本のものを2束、10本のものを使います。3本は粗品などに使われ、5本を簡素にしたものです。7本は5本を丁寧にしたもとされています。小さな贈り物に大きすぎる水引は贈り物が劣って見えてしまうので、贈る品のサイズからどの水引を使うか決めるのもよいでしょう。9本は「苦」を連想され、縁起が悪いので避けましょう。

3.まとめ

今回は引っ越し祝いの、特にのしと水引についてご紹介してきました。慶事と弔事で使い方や意味が違ったりして、場合によっては失礼に当たることもあります。新築祝いは慶事なので、弔事のマナーと混ざってしまわないよう十分配慮が必要です。

のし袋を書く際は毛筆や筆ペンを使い、正式な書き方に注意しましょう。中袋はのし袋がくっ付いているものもあるので、利用してもいいでしょう。新築祝いの贈り物を、遠方に宅配便で送る場合は内のしがおすすめです。直接渡す際は外のしにして、表書きが見えるようにして渡しましょう。水引は表書きを書くスペースも考え、袋や贈り物の大きさから5本7本などを決めましょう。のし紙という、水引などがすでに印刷されているものを使っても問題ありませんが、手書きの表書きなどがあるとより相手も嬉しく感じられるかもしれません。

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